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加賀乙彦 『スケーターワルツ』 を読んだ。

主人公は19才の女子大学生。彼女は幼少の頃からフィギュア
スケートに打ち込んでいるのだが、大会を前に減量し始めたのを
きっかけに拒食症となる。最終的に彼女は自分の心の病を克服
するのだが、挫折から立ち直るまでの経緯がなんとも爽やかに
描かれていて好感が持てる。

筆者が精神科医であるためか、登場人物の心の動きが
精緻に描かれていて非常におもしろい。

ちなみに加賀乙彦はM氏の推薦。どの作品も読み応えがある。
今まで『スケーターワルツ』以外に 『ゼロ番区の囚人』・『湿原』 
の二作品を読んだ。

『ゼロ番区の囚人』 は刑務所を舞台とする小作品集。
『湿原』 は冤罪を着せられた二人の男女の物語。

どの作品も面白いのだが、シチュエーションが若干似通っている
ので、たて続けに読むと少し飽きてしまうかも知れない。

トマトの苗がグングン伸びるので、調子に乗ってそのまま
繁茂させていたら、根っこ近くから急激に枯れ始めた。
もう夏も終わりつつあるし、仕方がないのかも知れない。

ちなみに今までの収穫は、中ぶりのトマトが6・7個。
苗二本で420円だったことを考えると、赤字。

だが、育てる経緯が楽しかったのでヨシとしよう。
by jiubao | 2005-08-29 19:31 | 雑記

納涼歌舞伎を歌舞伎座に見に行った。
歌舞伎を生で見るのは初めてなので、楽しみだ。

3階席の後ろの方に席をとる。
舞台より天井に近い席で、高所恐怖症の私は座っている
だけで目が回りそう。
しかも前の座席に座る観客の頭で舞台の幅1/4は隠れて
しまっており見えず、花道も見えない。

しかし舞台が始まるとあっという間に夢中になった。
案外台詞の聞き取れるのが嬉しい。

最初の演目は「伊勢音頭恋寝刃」。
話の筋は分かりやすく、登場人物のコミカルなやりとりも面白い。
その後の「蝶の道行」「京人形」などの演目も素晴らしい。
絢爛豪華な衣装や巧みな踊りもさることながら、謡の声や三味
線の響きにほれぼれする。

三階席にいても面白いのだから、これを一階席で観たらさぞかし
と思う。一階席のお客には、わざわざ和服を着込んで来ている
ご婦人方が多く、ああ、やはりずいぶん楽しみにして来たんだな
と思わせる。
また、彼女らは売店で売られている甘味を購入しては楽しげに
それを食し、話に興じている。
その様子を見ていると、江戸時代の人々もこうやって歌舞伎を
楽しんだんだろうなと想像でき、非常に面白かった。
by jiubao | 2005-08-28 16:34 | 雑記

自治体が主催している両親学級に、夫と二人で参加した。
最初に出産の経過の説明と妊婦体操の講習があり、
次に新生児の沐浴の実習がある。更にそれと並行して
男性が妊婦体験帯(?)を付け、妊婦の疑似体験をしたりする。

最初に行われた出産の経過説明および妊婦体操の講習は、
非常に楽しい。幾組もの夫婦が、骨盤を軟らかくするヨガっぽい
運動を一斉にしている様はなかなか圧巻である。
この講習の最後に、助産師さんから2つのアドバイス。
・妻は子育てで疲れ、カリカリイライラしがちであるが、
仕事で疲れている夫にむやみに当たりちらすのはよくない。
・夫は妻に「大変だね」の一言をかけるよう心がけよう。

次の沐浴実習は正直退屈。雑誌などで散々予習していた
せいもあるかもしれない。夫は楽しそうだったが。
妊婦の疑似体験も、夫にとってはかなり新鮮だったようだ。
お腹が障壁となって足下が見えないことや、かがむのが
ツライことに驚いていた。
夫の驚く姿を見て 「そやろ~、ツライんやで~」 となぜか
胸を張る私。

この両親学級は、夫婦が互いの立場を慮る契機になる
ような気がする。
非常に良かった。

今日は張り切ってクリームコロッケを作ってみた。
コロッケすら作ったことがないのに、である。

料理の本を見ながらクリームソースから作る。
初めてであるにも関わらず、結構順調に手順をこなし
ていく私。本に書いたとおりやるとうまくいくもんだと、
かなり気分が良い。

しかし最後になって落とし穴が待っていた。
サラダ油が足りないのである。
本来なら買いにスーパーに行くところであるが、
夫の帰宅時間は迫っている。

仕方がないので、ごま油で代用することに。
台所に立ちこめるごま油の香り。

ヤッチャッタカナ?

と思うが、もう後には退けない。
油を180度に熱し、クリームコロッケを2つずつ投入。

衣が破れ、中のクリームがこぼれて油のはねること
はねること。
2~3分ほど我慢して待ち、引き上げる。
しかし次のからはなかなかうまくいった。
8個すべてのクリームコロッケを揚げ終える。

一口食べた夫、「・・・ごま油の匂いがするのはなぜ?」
「いやあ、サラダ油が無くてね~。ごま油を混ぜて使ったんよ」
「天ぷらでもこんなにごま油使わないよ~」

滅多に食事を残さない夫であるが、今回は残していた。
我ながらヒドイ味で、頑張って食べ終えたものの胸焼けがする。

ゴマ油の香り漂うクリームコロッケ、まだあと4つもある・・・。
by jiubao | 2005-08-24 21:26 | 雑記

妊娠八ヶ月に入ってからは、妊婦健診が2週間おきになる。
いつもどおり検尿・問診・診察の順番。

今日は混んでいたようで、検尿の後、問診まで2時間待たされた。
持って行った小説を読み終わってしまい、いい加減ヒマ。
他の妊婦さんが連れてきた子供を観察して時間を潰す。
子供はずっと何かしら遊んでいる。飽きることを知らないようだ。
羨ましい。

ようやく順番の来た問診では検尿の結果を知らされ、体重・血圧測定。
今回も尿タンパクが±らしい。
塩分控えめにしてるんですが、と言うと、控えめにし過ぎても
ダメとの返事。塩は1日7グラムが目安というが、ピンと来ない。
体重は妊娠前に比べて5㎏の増。
血圧は低め。

更に待つこと30分ほど。ようやく診察だ。
最初に前回の血液検査の結果を教えて貰う。
ヘモグロビンはギリギリ正常値で、血糖値も正常の範囲内らしい。
その後いくつか検査をして、エコーで胎児を見る。
このエコーのために2.5時間近くも待った。

前回の健診では胎児の顔が見えなかったが、今回は見える。
親孝行な子じゃ、と思う。
眼窩と鼻筋が見える。どちらかといえば夫似か。
頭囲・胴囲などから体重を推定。1437gほどらしい。

母胎については、3回連続で尿タンパクが出ていたことと、
ややむくみが見られることから、もう少し詳細な尿検査をして、
尿タンパクの原因を探りましょうと医師から言われる。

え~。まだ帰れないの~。と思うが、胎児のためだ。
検査室に行ったものの、2.5時間飲まず食わずだったので尿意は
全くない。そこで昼食を兼ね、購買部で飲み物とパンを買い、食べる。
餓えていたので、自分でもどうかと思うほどあっという間にパンを
平らげる。更に、水腹になるくらいグビグビと飲む。
そしてフロアをグルグルと回り、尿意が訪れるのを待つが、
こういう時に限ってダメだ。

しばらく検査室の前を徘徊した後、採尿。出た。嬉しい。
胎児よ、母の努力を見たか。

ようやく念願の会計を済ませた。
戦いは終わった・・・と思いながら帰宅。
くたびれた。

田山花袋の『蒲団』 を読んだ。

今まで一度も読んだことは無かったが、粗筋だけは知っていた。
簡単に言えば、文学者である師が女弟子を秘かに恋慕し、その弟子が
去った後、弟子の蒲団の匂いを嗅いで悲嘆に暮れるという話。

この粗筋を知ったのは高校生の頃で、「気色悪っ!読まずにいよう」 
としか思わなかった。

しかし何となく手にとって読んでみると、これがなかなか面白い。
女々しくみっともないオジサンの話ではあるが、そこに人間の情けなさ
というか、切なさ、愛らしさのようなものがそこはかとなく漂っている。
名作と言われる所以であろう。

バイト先で、8月に3人辞めることになったため、
みなさんが送別会を開いてくれた。

場所は韓国料理屋が軒を連ねる新大久保。
新大久保に行くのは初めて。
改札を出るなり驚いた。あちこちで中国語や韓国語が
飛び交っている。
待ち合わせ時間まで少々余裕があったので、ぶらついてみる。
仙台における仙台四郎なみにヨン氏のポスターが店先によく
見られる。

さて、集合時間になったので、会場である韓国料理店に向かう。
店の名前を見て驚いた。
なんと、 「ダイチョウキン」 である!
表記は 「大腸菌」 ではないが、音読みすると 「ダイチョウキン」。

なんだか不安な気持ちで店に入る。
中国人の先生方は相変わらず快活に喋り、元気いっぱいだ。
注文した料理が次々と出てくるものの、不安におののいている
私はあまり食欲がわかず、いつになく小食であった。

人間、些細なことでブルーになれるものだ。
by jiubao | 2005-08-20 00:33 | 雑記

昨晩、北京時代の友人達と焼き肉を食べに行った。
肉が半額キャンペーン中だったので、肉ばかりたくさん食べた。

そのせいか、今朝起きてもお腹が全く空いていない。
しかし、一応いつもどおりパンとミックスジュースで朝食を摂る。

夫と 「肉って腹持ちがいいね~。お腹が空いてないよ」 などと
肉の威力をたたえ合いながら朝食を済ませた後で、思い出した。

朝方空腹で目覚め、一人でこっそりパンとバナナを食べたっけ…。
by jiubao | 2005-08-18 13:36 | 雑記

一週間ほど前、夫が擦り傷を作って帰ってきた。
自転車で転んだらしい。
目立つところに傷ができていたので、CMで見た「傷を3倍早く
治す」というふれこみのキズパワーパッドを購入し、貼ってみた。

貼ってみると、全体が均一な肌色なので、従来のバンドエイドより
ずいぶん目立たない。
二日経って端の方が剥がれてきたので、新しいのに取り替えるべく
全体を剥がしてみると、かなり綺麗に治っている。

バンドエイドを貼らずに放置していた箇所は、傷口のデコボコがその
まま残っているが、貼った箇所は傷口がなめらかになり、やや赤みが
残るのみ。

キズパワーパッドのお値段は普通のバンドエイドの倍はするが、
その効果は倍以上だ。
ここまで違いが如実だと面白い。
市販の医療用具を見直した。
by jiubao | 2005-08-17 00:57 | 雑記