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フランソワーズ・サガン の 『悲しみよこんにちは』 を読んだ。

17才の少女の夏休みの物語だ。
普段パリで過ごす少女が、父とその愛人との三人で避暑地を訪れ、
夏休みを満喫している。そこに父の古い女友達が訪れたことにより
三人の生活は激変していく。

無邪気な主人公の少女は、父の古い女友達の訪問によって引き
起こされた生活の変化のために、精神的にどんどん成長する。
もとの生活を取り戻そうと少女は謀略を練るが、その結果相手に
大きな打撃を与えてしまった上、予期していなかった悲惨な結末
を迎えるに至り、後悔する。
その過程の心理描写は、読んでいて非常に興味深い。

だが、主人公の少女の葛藤があまり詳細には描かれていないため、
なんとなく物足りなさも感じた。

バイト先でのこと。
授業の終わり、生徒さんがおもむろに赤ペンを取り出し
「これ、ちょっと自慢していいですか?」
と言い、ノートにクルクルと曲線を描く。

普通のペンやん。と思いつつ見守っていると、
「これ、消せるんですよ~」
と、ペンのキャップに付いていた消しゴムで今書いた
ばかりの赤の曲線を消すではないか!
しかも、紙が毛羽立つことなく綺麗に消えている。

すごい!!

私は目を瞠り、「そ、それは何ですか?!」 と訊くと、
消せるボールペン、無印で買ったんですよ~。」
と誇らしげ。

いつの間にか、ペンで書いた字をも消せる時代になって
いたとは。知らなかった。

私が小学生くらいの頃は、砂消しゴムを使うとボールペンで
書いた字が消えるとか、消えているのではなくただ紙を
削っているだけだとか、そんなことで友達と言い争って
いたものだが。

技術の進歩はココまで来たか!と感心することしきりであった。
by jiubao | 2005-07-30 05:01 | 雑記

仙台から東京に南下したせいか、今年の夏は非常に暑い。
妊娠したら暑がりになると聞いていたので、そのせいもある
かもしれない。

冷房を使うと体が冷えて胎児によくないと聞いたので、
今年はまだ一度もクーラーを使っていない。扇風機のみだ。
おかげで日中は窓全開の部屋でグッタリしている。
汗と一緒にカリウムが逃げていく~ と思いつつ。

まあ、今のところ体調はいいのでなんとも言えないが、
これって、果たしてホントに身体にいいのだろうか?
という疑念が頭を離れない。
by jiubao | 2005-07-29 22:57 | 雑記

バイトを週一に減らすと、非常にヒマになった。
暑いせいもあり、ほとんど一日中家にいる。

家にいる間は、当然化粧もせず、楽な服装や格好でいる
ことが多い。また、もっぱらの話し相手が胎児なので、一人
で何やかやと喋っていたりする。
それに、お腹が大きくて動くのが億劫なので、知らず知らず
の内に 「どっこいせ!ウィ~」 などと言っている。

このように、バイトを減らして2・3週間だというのに、日々
オバチャン化している。

先日バイトに行った際、
「私最近オバチャン化してきてねぇ~」
ともらすと、あろうことか、
「えっ、前からそうですよ」
という返事。まじで?

そこで帰宅後、夫に同じことを言ってみた。
すると、
「ずっと前からオバチャンクサイよ」
という返事。

私って・・・
by jiubao | 2005-07-28 09:23 | 雑記

『出産&産後大全科』 という雑誌を買った。
タイトルどおり、出産の経緯から産後の生活、育児のこと
までひととおり書かれており、かなり便利そう。

だが、数ある記事の中で私が特にひきつけられたのは、
出産体験記。
「想像を越えた痛さに別人格になった」
「麻酔が全然効かなくて悲鳴をあげた」
「2回ぐらい吐いた」
などあるのを読むと、半泣きになる。
で、読むのを止めた。

世の中知らないほうがいいこともある(はずだ)!
by jiubao | 2005-07-26 21:37 | 雑記

城山三郎 『落日燃ゆ』 を読んだ。

東京裁判でA級戦犯として絞首刑に処された広田弘毅の
半生を描いた小説。

前半はややだれた感じだが、盧溝橋事件のあたりから
それまでの伏線が絡み合いつつ話が展開していき、
引き込まれる。

主人公の広田弘毅は、外交官としてまた首相として、一貫して
日本の平和維持のために全力を尽くすも、軍部の暴走を阻止
できない。
そして日本は日中戦争、更に太平洋戦争へとひた走っていく。
軍部が暴走していく箇所の記述は詳細で、読みながら当事者の
ように歯がゆい思いをする。

この作者は、地位や名声を追求しない清廉な人物が好きらしく、
広田弘毅を 「自ら計らわぬ」 「物来順応」 の人物として何度も
賞賛する。先日読んだ 『官僚達の夏』 の主人公、風越の
人物像とかなり似ている。

主人公の性格があまりに潔癖だと、ヒネている私は何だか
嘘くさい印象を持ってしまう。

私にとって、主人公の描き方に難はあったものの、それを
含めても実に面白い小説だった。

世間は夏休みに入ったようだ。
うちのマンションの裏手の広場で、平日朝6時からラジオ
体操をやり始めた。

朝方、寝苦しくて風を入れようと窓を開けていると

あ~た~らし~い~あ~さがっきったっ♪

とラジオの歌声が聞こえてくる。

出勤ギリギリまで眠りたい夫は、
「ウゥ~。勘弁してくれ~」
と呻いている。

私は 「昼寝するからいいや」 と起き出したのだが、
世の中そう甘くはなかった。
昼は昼で、広場で小学生らが
ギャー!ワー!!
と騒ぎ、遊ぶのである。
本当に、全力で 「ギャー!」 と叫ぶのである。

元気なのはいいことなのだが…。
by jiubao | 2005-07-24 14:38 | 雑記

トマトが色づいてきた。
まだ実は小さく硬いが、茶色っぽくなってきている。

茎は相変わらずどんどん伸びており、すでに1mを超えた。
細い支柱に茎をくくりつけているのだが、茎が支柱の長さを
超えてしまったために、茎の重みが支柱を圧し、支柱もろとも
苗全体が根元から傾いてしまっている。
放っておくと倒れそうなので、ベランダの柵に立てかけ、なんと
か倒れるのを防いでいる。

また、油断するとわき芽が伸びているので、まめにチェックして、
芽を摘まねばならない。
芽を摘んだ指を嗅ぐと、強烈なトマトの香りがする。

生命力にあふれた苗を見、触れるのはとても楽しい。
by jiubao | 2005-07-22 09:42 | 雑記

北京時代の友人S、Tと会った。
場所は秋葉原CUREMAID

3人ともこういったメイドカフェに入るのは初めて。
メイドカフェ というと、メイド服を着た巨乳の女性が
「おかえりなさいませ ご主人様」 と言って出迎えてくれる
というのが私のイメージだったのだが、ここは、ウエイトレスの
制服がメイド服というだけの、ごく普通の喫茶店だった。

メイド服は、紺の長袖ロングスカートに白く長いエプロンをつけ
たもの。更に頭にヒラヒラの付いた白い布を巻いて(?)いる。
「メイド服ってミニスカートなのかと思った」
と私が素直な感想をもらすと、
「ミニスカートだとフツーのウエイトレスになっちゃうんですよ」
とS。なるほど。

お客には、案外女性が多い。
カップルもいるのには仰天した。
まあ、みんな我々と同じでネタづくりのために行ってるのだろう。

過剰な期待を抱いて行くとガッカリするが、滅多に見られない
姿のヒトを見ることができて面白かった。

7回目の健診。ちなみに現在24週(7ヶ月)と3日。
最初に尿検査、次に問診、最後に医師による診察。
いつもどおりの順番。

問診の際に体重を測定する。妊娠前から約3.5㎏の増。
出産までに7~8㎏体重を増やすのが理想的と聞いていたので、
「体重の増え方、少なすぎるでしょうか?」
と訊いてみたら、これからの2~3ヶ月で一気に増えるはずだから
大丈夫、気にしなくても良いとのことだった。ほっと一安心。

最後の診察では、エコーで胎児を見る。
胎児は全体的にふっくらしてきており、もはや宇宙人ぽくはない。
丸い顔をして、目を閉じている。眠っているのだろうか。
手を軽く握り、ひざをそろえているのも見える。
当たり前なのだが、あまりにもシッカリと人間の形をしているので、
なんだか不思議な気持ち。
心臓、大動脈、胃なども見える。胃は心臓より小さい。
更に、頭蓋骨の直径と胴体の直径などから、体重を推定した。
731gだそうだ。

その重さがピンとこなかったので、帰宅後、体重計に中華書局の
『十三経注疏』(上) を乗せ、量ってみた。
2キロ以上あった。
これよりは大分軽いようだ。拍子抜けする。
胎児はもっとたくましく見えたのに、まだまだ小さいらしい。