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巨大タコに腰をギュウギュウ締め付けられている夢を
見て目覚めた。腰が痛い。
それから1時間ほど、いつもどおり断続的な痛みが続く。
また前駆陣痛かぁ、と残念に思いながらお手洗いに立った
ところ、少量の出血が。
これがおしるしってやつか!と感激した。

おしるし とは、子宮が緊縮して卵膜がはがれることに伴う
出血のことらしく、お産の近いサインだとか。

腹部の痛みや耐え難い腰痛に悩まされること数週間。
もう一分一秒も早く産んでしまいたい。
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自宅周辺には、全くと言っていいほど飲食店が無い。
しょぼくれたラーメン屋が一件あるだけ。その名もリバーサイド。

散歩中、幾度も目にしていたが、あまりにしょぼくれた外観のため、
入る気が起きなかった。だが昨日の午後、なんとなく興味を
そそられ、入ってみることに。

店内はカウンター席のみ。こう言っちゃなんだが薄汚い。
客は、日雇い労働者のような風体をしたオジサンが二人と、
大仏パーマのとれかけたオバチャンが一人。
席に着き、550円のラーメンを注文して様子を窺う。

オジサン方は餃子か何かをつつきながら、ビンのチューハイを
コップに注いで飲んでいる。大仏パーマは定食を前に、保険に
ついて店員のオバチャンと熱く語り合っている。
「やっぱりなんだかんだいって、掛け捨てでも共済が安くていい
わよ!月々2千円よ!」 なんて大声で喋っている。

目の前では、おじさんが一人ラーメンを作っている。素人目にも
手際の悪いのが分かる。
ラーメンを出され、食べてみる。醤油味だが、どういうわけか
鰹だしの味が濃厚だ。厨房の棚を見ると、かつおだし(粉末)の
でっかい缶が置かれていた。ああ、あの味か・・・とちょっと複雑な
気持ちになる。

ラーメン自体はおいしくもなければまずくもない味で、なんとも
表現しがたかった。やる気のない味、という形容がピッタリする
感じだ。

店を出るときも、他の客は相変わらずチューハイを飲み、保険か
何かの話をしていた。

休日のけだるい午後に相応しい店だった。
また行きたいとは思わないが。
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by jiubao | 2005-10-30 15:26 | 雑記

子どもが産まれたらきっとビデオを撮りたくなるだろう
ということで、デジタルビデオカメラを購入する計画を
立てている。

機能や価格を比較して、いちばん欲しい物を決めたの
だが、いかんせん高い。
夫は毎日 価格ドットコム で値下がり具合をチェックしている。
一日数百円下がるのを見ては、ホッとする毎日。

もうちょっと安くなるまで赤ん坊には胎内にいてもらわんと、
と思いそうになるが、妊婦健診1回で診察料4000円
かかることを思うと、早く産まれてもらったほうが断然お得
なのである。
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by jiubao | 2005-10-29 20:14 | 雑記

昨晩も 「今晩中に産むぞ~」 と宣言してから床についた。
毎晩言っているので、だんだんと声に覇気が無くなってきて
いるのが自分でも分かる。「どうせダメだろうけど」 という
ケシカラヌ考えが芽生えてきているのだ。

だが午前1時頃、なんとなく違和感を覚えて目が覚めた。
お腹が張って痛い。
陣痛?と思うが、「いやいや。たまたまかも知れないぞ」 と
自分を戒める。だが30分後、更に20分後、ちょっと強めの
痛みがきたときは期待に胸がふくらんだ。

そうなると、もういてもたってもいられなくなり、台所をウロウロ
したり、スクワットしたり。1時間ほどしてまた蒲団にはいると、
今度は10分おきくらいに痛みがきた。息もつけないほどの強い
痛みが何度かたてつづけにある。
「やや!これはいよいよホンモノの陣痛到来か!」
と半ば不安になりながらも期待に胸を躍らせつつ時間を計る。
そのうち痛みの間隔が5分ほどになった。

もうここまでくると、陣痛と確定して良いだろう。いつ夫を起こし、
病院に連絡しようかと思案する一方で、大変なことに気づいた。
この調子だと、病院に行ったらすぐ分娩室行きで、陣痛室で
チョコレートを食べるヒマが無いかもしれない!

陣痛の合間に食べようと、私は既に何種類かのチョコレートを
購入していたのである。せめて一種類だけでも食べたい。
はてさて病院にはどのチョコレートを持って行ったものかと思い
悩んでいたら、あろうことか、あれよあれよという間に痛みが
遠のいていった。

それから5分待っても10分待っても、痛みはこなかった。
先ほどまでの痛みはどこへやら、私のお腹は凪いだ海のように
平穏安らかである。
「そ、そんなぁ~~~」 と打ちひしがれながらもお腹をさすり、
「はよ産まれてええんやで」 と胎児に小声で話しかける。
しかし、反応はない。ぐっすり寝ているのだ!!

呆然とするとともに悔しさがこみ上げ、涙がぽろりと出た。
涙は出始めると止まるところを知らず、私はそのまま蒲団の中で
オイオイと泣き始めた。

ついには寝ていた夫をたたき起こし、
「さっきまでお腹痛かったのにな、もう痛うないんや!陣痛やと
思たのに、ちごたんや!ズルッ(鼻の音)」 と訴えた。
「ぁ?うん」 と夫。
「もう妊婦にはこりごりなんや!コリゴリ!コリゴリ!!」
「でもさぁ、まだ予定日にもなってないんだよ」
寝起きなのに、モットモな事を言う。
「そんなことは分かっとる!でももう私は妊婦でおるのがイヤ
 なんや!コリゴリなんや!はよ カアチャンになりたいんや!」

何度か不毛なやりとりをした後、夫はまた寝入ってしまった。
怒りのやり場を無くした私は、起きてチョコレートを食べた。

美味しかった。
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子宮口が開いてきたというので、がぜん張り切り始めた。

雑巾がけをすると安産になるというのをものの本で読んだので、
今までも雑巾がけはせっせとやっていたのだが、それに拍車が
かかった。
今日は午前中ずっと雑巾がけ。全ての部屋の床を狂ったように
拭いてまわる。かつてこれほど執念深く雑巾がけをしたことが
あっただろうか。

おかげでぐっすり昼寝できた。
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今日産む明日産むと言いながら、また妊婦健診の日が来た。

尿検査・問診・診察の順。
尿・血圧いずれも問題なし。母子ともに体重ほとんど増減無し。
ただ、子宮口が1~2㎝開いているという(全開で10㎝)。
担当医から 「もうすぐですね」 とのコメント。

今晩中に産む!と無駄に吠え続ける日々にもうすぐ終止符が
打たれるのかと思うと、ものすごく嬉しい。
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食い意地が張ってきた。
特に、甘い物に対する執着が強い。

スーパーに行くと、お菓子売り場の前でウロウロ。
「太ると難産になる!」 と自分に言い聞かせて振り切って帰る
のだが、家に帰ったら帰ったで、生協のチラシのお菓子欄を
見ては生唾を呑み込む始末。

なぜこれほどまでに甘いお菓子に心惹かれるのか、自分でも
不可解なほどだ。

お菓子の代わりに果物等を食べるように心がけてはいるが、
「もうええわい!」 と開き直り、爆発的に食べ始めるのも
時間の問題のような気がする。
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by jiubao | 2005-10-23 09:10 | 雑記

昨日、三重県の女性が、出産直後の女児を病院に置き去り
にしたというニュースが流れていた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051019i315.htm

テレビの報道によると、彼女は家族に 「子どもが産まれそう
だから病院に行く」 という旨を伝え、自分で車を運転して家を
出た後、河川敷で一人で子どもを産んだという。
そして再び自分で車を運転して奈良県の病院まで行き、
産み立ての赤子を置き去りにしたとか。

そのニュースを見た私は、ただただ仰天するばかりだった。
赤子を 「育てられない」 として捨ててしまったことはもとより、
陣痛が始まった中、一人で車を運転し、更に一人で産んでしまう
とは!しかも河川敷で!なんたることであろうか。
しかも、昨年も同じようにして一人で赤子を産み、病院に置き去り
にしていたという。

彼女の家には既に7歳から2歳の子どもが4人いるという。
5人目からは一人でホイホイ産めるものなのだろうか。

初産で毎日ハラハラしている私にとっては信じがたいニュース
であった。
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by jiubao | 2005-10-22 17:32 | 雑記

病院の待合室で 「たまごクラブ」 を読んでいたところ、
興味深い記事があった。

妊婦の耳鳴りについて書いた箇所である。
そこでは、妊婦が耳鳴りや耳が聞こえにくいなどの不快感に
悩まされることの原因について説明がされていた。

私は妊娠6ヶ月頃から最近までずっと耳に水が入って
しまったときのような聞こえにくさがあったのだが、あまり
気にしないうちに収まっていた。

だから、その記事を見たときは 「あれは妊婦特有の症状
だったのか!」 と驚いた。
どうやら、妊娠して黄体ホルモンが増加することで、耳の
血管がどうにかなって耳鳴りなどの症状が起こるらしい。

なんやらよう分からんけど、黄体ホルモンってすごい!
と思った。
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妊婦健診。もう臨月なので、今回からは週一の健診になる。

今日の病院もなかなか混んでいる。
一時間待って問診。
尿・血圧ともに問題なし。先週行った血液検査も問題なし。
体重は若干増加。
助産師さんに 「早く産んじゃいたいんですけどね~」 と
ため息混じりに言うと、彼女はフフフと笑い、「初産はそう
思い始めてからが案外長いのよ」 と怖ろしいことを言う。

私が夜中に 「すわ、陣痛?!」 と思うたび起きて身体を
動かしていることを言うと、昼間なら身体を動かして良いが、
夜ならゆっくり寝たほうがよいと言われた。
母体が疲れると微弱陣痛になり、お産が長引いてしまうらしい。
危ない危ない。

医師の診察では、胎児や子宮の様子を見る。
胎児は2880gにまで成長していた。エコーで顔を見せて貰った
のだが、たらこ唇のオジサンみたいな顔に見え、軽くショック。
雑誌などで生まれたての赤ん坊を見ればみんな一様に中尾彬
みたいな顔をしているので、そんなものだろうと思ってはいたが・・・。

医師によると、胎児も母体も状態は良いので、あとは陣痛を待つ
だけらしい。
こうやって、今日も無事妊婦健診は終わってしまった。

健診に来る前、「病院で破水してそのまま入院、すぐに陣痛が来て
驚異のスピードで子宮口全開、一回いきんだらスポーンと赤子が
飛び出しおぎゃー!なんてね・・・」 と妄想していたのだが。
世の中そう甘くないらしい。
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