<   2005年 08月 ( 20 )   > この月の画像一覧


加賀乙彦 『スケーターワルツ』 を読んだ。

主人公は19才の女子大学生。彼女は幼少の頃からフィギュア
スケートに打ち込んでいるのだが、大会を前に減量し始めたのを
きっかけに拒食症となる。最終的に彼女は自分の心の病を克服
するのだが、挫折から立ち直るまでの経緯がなんとも爽やかに
描かれていて好感が持てる。

筆者が精神科医であるためか、登場人物の心の動きが
精緻に描かれていて非常におもしろい。

ちなみに加賀乙彦はM氏の推薦。どの作品も読み応えがある。
今まで『スケーターワルツ』以外に 『ゼロ番区の囚人』・『湿原』 
の二作品を読んだ。

『ゼロ番区の囚人』 は刑務所を舞台とする小作品集。
『湿原』 は冤罪を着せられた二人の男女の物語。

どの作品も面白いのだが、シチュエーションが若干似通っている
ので、たて続けに読むと少し飽きてしまうかも知れない。
[PR]

トマトの苗がグングン伸びるので、調子に乗ってそのまま
繁茂させていたら、根っこ近くから急激に枯れ始めた。
もう夏も終わりつつあるし、仕方がないのかも知れない。

ちなみに今までの収穫は、中ぶりのトマトが6・7個。
苗二本で420円だったことを考えると、赤字。

だが、育てる経緯が楽しかったのでヨシとしよう。
[PR]
by jiubao | 2005-08-29 19:31 | 雑記

納涼歌舞伎を歌舞伎座に見に行った。
歌舞伎を生で見るのは初めてなので、楽しみだ。

3階席の後ろの方に席をとる。
舞台より天井に近い席で、高所恐怖症の私は座っている
だけで目が回りそう。
しかも前の座席に座る観客の頭で舞台の幅1/4は隠れて
しまっており見えず、花道も見えない。

しかし舞台が始まるとあっという間に夢中になった。
案外台詞の聞き取れるのが嬉しい。

最初の演目は「伊勢音頭恋寝刃」。
話の筋は分かりやすく、登場人物のコミカルなやりとりも面白い。
その後の「蝶の道行」「京人形」などの演目も素晴らしい。
絢爛豪華な衣装や巧みな踊りもさることながら、謡の声や三味
線の響きにほれぼれする。

三階席にいても面白いのだから、これを一階席で観たらさぞかし
と思う。一階席のお客には、わざわざ和服を着込んで来ている
ご婦人方が多く、ああ、やはりずいぶん楽しみにして来たんだな
と思わせる。
また、彼女らは売店で売られている甘味を購入しては楽しげに
それを食し、話に興じている。
その様子を見ていると、江戸時代の人々もこうやって歌舞伎を
楽しんだんだろうなと想像でき、非常に面白かった。
[PR]
by jiubao | 2005-08-28 16:34 | 雑記

自治体が主催している両親学級に、夫と二人で参加した。
最初に出産の経過の説明と妊婦体操の講習があり、
次に新生児の沐浴の実習がある。更にそれと並行して
男性が妊婦体験帯(?)を付け、妊婦の疑似体験をしたりする。

最初に行われた出産の経過説明および妊婦体操の講習は、
非常に楽しい。幾組もの夫婦が、骨盤を軟らかくするヨガっぽい
運動を一斉にしている様はなかなか圧巻である。
この講習の最後に、助産師さんから2つのアドバイス。
・妻は子育てで疲れ、カリカリイライラしがちであるが、
仕事で疲れている夫にむやみに当たりちらすのはよくない。
・夫は妻に「大変だね」の一言をかけるよう心がけよう。

次の沐浴実習は正直退屈。雑誌などで散々予習していた
せいもあるかもしれない。夫は楽しそうだったが。
妊婦の疑似体験も、夫にとってはかなり新鮮だったようだ。
お腹が障壁となって足下が見えないことや、かがむのが
ツライことに驚いていた。
夫の驚く姿を見て 「そやろ~、ツライんやで~」 となぜか
胸を張る私。

この両親学級は、夫婦が互いの立場を慮る契機になる
ような気がする。
非常に良かった。
[PR]

今日は張り切ってクリームコロッケを作ってみた。
コロッケすら作ったことがないのに、である。

料理の本を見ながらクリームソースから作る。
初めてであるにも関わらず、結構順調に手順をこなし
ていく私。本に書いたとおりやるとうまくいくもんだと、
かなり気分が良い。

しかし最後になって落とし穴が待っていた。
サラダ油が足りないのである。
本来なら買いにスーパーに行くところであるが、
夫の帰宅時間は迫っている。

仕方がないので、ごま油で代用することに。
台所に立ちこめるごま油の香り。

ヤッチャッタカナ?

と思うが、もう後には退けない。
油を180度に熱し、クリームコロッケを2つずつ投入。

衣が破れ、中のクリームがこぼれて油のはねること
はねること。
2~3分ほど我慢して待ち、引き上げる。
しかし次のからはなかなかうまくいった。
8個すべてのクリームコロッケを揚げ終える。

一口食べた夫、「・・・ごま油の匂いがするのはなぜ?」
「いやあ、サラダ油が無くてね~。ごま油を混ぜて使ったんよ」
「天ぷらでもこんなにごま油使わないよ~」

滅多に食事を残さない夫であるが、今回は残していた。
我ながらヒドイ味で、頑張って食べ終えたものの胸焼けがする。

ゴマ油の香り漂うクリームコロッケ、まだあと4つもある・・・。
[PR]
by jiubao | 2005-08-24 21:26 | 雑記

妊娠八ヶ月に入ってからは、妊婦健診が2週間おきになる。
いつもどおり検尿・問診・診察の順番。

今日は混んでいたようで、検尿の後、問診まで2時間待たされた。
持って行った小説を読み終わってしまい、いい加減ヒマ。
他の妊婦さんが連れてきた子供を観察して時間を潰す。
子供はずっと何かしら遊んでいる。飽きることを知らないようだ。
羨ましい。

ようやく順番の来た問診では検尿の結果を知らされ、体重・血圧測定。
今回も尿タンパクが±らしい。
塩分控えめにしてるんですが、と言うと、控えめにし過ぎても
ダメとの返事。塩は1日7グラムが目安というが、ピンと来ない。
体重は妊娠前に比べて5㎏の増。
血圧は低め。

更に待つこと30分ほど。ようやく診察だ。
最初に前回の血液検査の結果を教えて貰う。
ヘモグロビンはギリギリ正常値で、血糖値も正常の範囲内らしい。
その後いくつか検査をして、エコーで胎児を見る。
このエコーのために2.5時間近くも待った。

前回の健診では胎児の顔が見えなかったが、今回は見える。
親孝行な子じゃ、と思う。
眼窩と鼻筋が見える。どちらかといえば夫似か。
頭囲・胴囲などから体重を推定。1437gほどらしい。

母胎については、3回連続で尿タンパクが出ていたことと、
ややむくみが見られることから、もう少し詳細な尿検査をして、
尿タンパクの原因を探りましょうと医師から言われる。

え~。まだ帰れないの~。と思うが、胎児のためだ。
検査室に行ったものの、2.5時間飲まず食わずだったので尿意は
全くない。そこで昼食を兼ね、購買部で飲み物とパンを買い、食べる。
餓えていたので、自分でもどうかと思うほどあっという間にパンを
平らげる。更に、水腹になるくらいグビグビと飲む。
そしてフロアをグルグルと回り、尿意が訪れるのを待つが、
こういう時に限ってダメだ。

しばらく検査室の前を徘徊した後、採尿。出た。嬉しい。
胎児よ、母の努力を見たか。

ようやく念願の会計を済ませた。
戦いは終わった・・・と思いながら帰宅。
くたびれた。
[PR]

田山花袋の『蒲団』 を読んだ。

今まで一度も読んだことは無かったが、粗筋だけは知っていた。
簡単に言えば、文学者である師が女弟子を秘かに恋慕し、その弟子が
去った後、弟子の蒲団の匂いを嗅いで悲嘆に暮れるという話。

この粗筋を知ったのは高校生の頃で、「気色悪っ!読まずにいよう」 
としか思わなかった。

しかし何となく手にとって読んでみると、これがなかなか面白い。
女々しくみっともないオジサンの話ではあるが、そこに人間の情けなさ
というか、切なさ、愛らしさのようなものがそこはかとなく漂っている。
名作と言われる所以であろう。
[PR]

バイト先で、8月に3人辞めることになったため、
みなさんが送別会を開いてくれた。

場所は韓国料理屋が軒を連ねる新大久保。
新大久保に行くのは初めて。
改札を出るなり驚いた。あちこちで中国語や韓国語が
飛び交っている。
待ち合わせ時間まで少々余裕があったので、ぶらついてみる。
仙台における仙台四郎なみにヨン氏のポスターが店先によく
見られる。

さて、集合時間になったので、会場である韓国料理店に向かう。
店の名前を見て驚いた。
なんと、 「ダイチョウキン」 である!
表記は 「大腸菌」 ではないが、音読みすると 「ダイチョウキン」。

なんだか不安な気持ちで店に入る。
中国人の先生方は相変わらず快活に喋り、元気いっぱいだ。
注文した料理が次々と出てくるものの、不安におののいている
私はあまり食欲がわかず、いつになく小食であった。

人間、些細なことでブルーになれるものだ。
[PR]
by jiubao | 2005-08-20 00:33 | 雑記

昨晩、北京時代の友人達と焼き肉を食べに行った。
肉が半額キャンペーン中だったので、肉ばかりたくさん食べた。

そのせいか、今朝起きてもお腹が全く空いていない。
しかし、一応いつもどおりパンとミックスジュースで朝食を摂る。

夫と 「肉って腹持ちがいいね~。お腹が空いてないよ」 などと
肉の威力をたたえ合いながら朝食を済ませた後で、思い出した。

朝方空腹で目覚め、一人でこっそりパンとバナナを食べたっけ…。
[PR]
by jiubao | 2005-08-18 13:36 | 雑記

一週間ほど前、夫が擦り傷を作って帰ってきた。
自転車で転んだらしい。
目立つところに傷ができていたので、CMで見た「傷を3倍早く
治す」というふれこみのキズパワーパッドを購入し、貼ってみた。

貼ってみると、全体が均一な肌色なので、従来のバンドエイドより
ずいぶん目立たない。
二日経って端の方が剥がれてきたので、新しいのに取り替えるべく
全体を剥がしてみると、かなり綺麗に治っている。

バンドエイドを貼らずに放置していた箇所は、傷口のデコボコがその
まま残っているが、貼った箇所は傷口がなめらかになり、やや赤みが
残るのみ。

キズパワーパッドのお値段は普通のバンドエイドの倍はするが、
その効果は倍以上だ。
ここまで違いが如実だと面白い。
市販の医療用具を見直した。
[PR]
by jiubao | 2005-08-17 00:57 | 雑記