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最近寝苦しく、読書がはかどる。
『李欧』につづき、遠藤周作『海と毒薬』 を読んだ。

戦争末期に行われた米軍捕虜の生体解剖事件を題材にした小説。
生体解剖に関わった医大生が、後年、普通の町医者として生活していた
が、ひょんなことから患者に過去を知られるというところから話が始まる。
話は一挙に過去にさかのぼり、その事件に関わるに至った人々の生活
を描いていく。

それぞれがそれぞれの経験をし、終に生体解剖に参加するに至るのだが、
読んでいてなんとも切ない。
人間の内面の汚さ、脆さ、危うさ、そして少しの美しさが精緻に描かれて
おり、深く考えさせられる小説だ。

昔読んだ 『沈黙』 を読み直したくなった。
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高村薫『李歐』を読んだ。
友人M氏の推薦図書ということで、買って読んでみたのだが、
これが面白かった。

同じくM氏の推薦図書、真保裕一『奪取』を彷彿させるような
アンダーグラウンドの世界が舞台の小説。

『奪取』 は偽札作りの話だが、『李歐』 はもう少し規模が大きく、
日本・中国をまたにかけたギャング、李歐と、主人公である日本人
青年の友情の物語だ。

何事につけても無気力な主人公が、李歐との関わりにおいては
非常にイキイキしてくるのが印象的だ。また、裏社会の抗争など、
ハードボイルドタッチなところは緊迫感があり息をつかせない。

ところどころに中国語が出てくる点でも面白く、寝苦しい夜などに
夢中になって読んだ。私からもオススメである。
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アルバイトを、週三回から週一回に減らした。
妊娠6ヶ月の今、バイトの業務だけなら問題ないのだが、
込んだ電車で通勤するのが疲れるのだ。

特に帰宅時の電車は混雑しており、座れないことも
ままある。妊婦は重心が不安定なので、足元が揺れる中、
数十分にわたってたち続けるとかなり体力を消耗する。

先日は、空腹の上に殺人的に混んだ電車で30分以上
立ちっぱなしになり、電車を降りるなり倒れてしまった。

自分が妊婦になるまで、妊婦がこれほど疲れやすいとは
知らなかった。
電車で妊婦に気づいたら、ぜひ座席を譲ってあげて
ほしいと思う。
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by jiubao | 2005-07-14 09:50 | 雑記

城山三郎『官僚たちの夏』 を読んだ。

戦後高度成長期に活躍する通産省官僚の話。
主人公の風越は竹を割ったような性格で「好漢」を絵に描いた
ような人物。この主人公を私はあまり好かなかったが、読み進む
につれ、ストーリーの面白さにどんどん引き込まれていった。

城山三郎の他の作品をもぜひ読んでみたいと思った。
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段ボールに土を入れ、生ゴミ処理をしていることは
以前書いた。

今回は毎日欠かさず土を混ぜ、チェックを怠らなかった
のだが、どういうわけかダニが発生してしまった。
土にダニはついてないのだが、段ボールにはウヨウヨ。
どうやら紙につくダニらしい。

紙につく分には、人を噛んだりしないので安心といえば
安心なのだが、本に移っては困るし、やはり気持ちの
いいものではないので、もう生ゴミ処理を打ち切ることにした。

二度の失敗を経て、夫もさすがにやる気を無くしたようだ。
正直ホッとした。
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by jiubao | 2005-07-12 00:10 | 雑記

出土資料学会に行った。

曹峰氏の発表“「自生」から「自為」へー『恒先』政治哲学
研究”を聞いた。

氏は、「恒先」全体を上篇・下篇に二分し、上篇は宇宙生成論
を述べており下篇は政治哲学を述べているとする。
そして「上篇が宇宙生成論の中の「自生」を述べている目的は、
下篇に見える「自爲」という政治哲学の合理性を導き出すため」
とする。

下篇を政治哲学を述べたものとする解釈は初めて聞いたので
新鮮だった。
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私のバイト時間は、だいたい17時~22時の間なので、
途中でどうしてもお腹が空く。そこで、コンビニなどで
おにぎりやサンドイッチなどの食料を調達して急場をしのぐ
ことが多いのだが、講師控え室でそれらを食べていると、
中国人講師から非難されることが多い。

「妊婦さんなんだから、もっとちゃんとしたものを食べ
 なきゃダメでしょ!」

中国では、妊婦はものすご~く食事に気をつけるらしい。
ついでに言えば、新生児は一ヶ月の間ずっと病院で、
風にも当てず過ごすらしい。

だから、日本人が生後わずか一週間足らずの赤ん坊を
抱いて病院から出るのを見ると、腰を抜かすほど驚くのだ
という。

「あんなことしてたら、赤ちゃんが病気になっちゃう」

と彼女らは口を揃えて言う。
私は 「中国人は体質的に弱いのかねぇ」 と心にもない
ことを言ってみるが、当然彼女らは納得しない。

中国の気候が新生児にとって厳しすぎるせいなのか、
単に子供を非常に大事にしているだけなのかはわからないが、
とにかく中国では、日本より新生児をデリケートなものとして
扱うようだ。
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by jiubao | 2005-07-06 15:32 | 雑記

前回の健診で胎児の性別をたずねたところ、
画像が悪いのではっきりとはいえないが、おそらく
女の子でしょう、ということだった。

それを母に伝えたところ、母、華やかな声で

「まぁ~、それはええわあ。男の子やったら兵隊に
 とられるけど、女の子やったら安心や」

と言う。一瞬ビックリしたが、直後に笑ってしまった。

子どもが女の子であれ男の子であれ、平和に過ごして
欲しいと思う。
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ミシンを購入し、よだれかけを作ってからというもの、
裁縫が面白くてしかたがない。

近くの手芸屋に行っては布を買い、のれんを作ってみたり、
ペットボトル入れを作ってみたりして遊んでいる。
ただ、不器用なので、一様に縫い目はガタガタである。
のれんに至っては、どういうわけかナナメにぶら下がって
いるという情況である。

それにもめげず、ベストを作った。
手芸屋で、見本として赤ちゃん用ベストを飾っていたのを
発見し、これはイイ!とチャレンジしてみたのだ。

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相変わらずヨロヨロした縫い目だが、私にしてはなかなかの
出来映えだ。これに加え、同じ生地でおくるみも作った。

夜中に、これまで作ったものを並べては、
「ひょっとして、私って家庭的?!」
と悦に入っている。
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トマトの苗がグングン伸びてきて、もう70㎝ほどになった。
葉も分厚くなり、小さかった実たちもふくらんできた。
しかしまだまだ実は青くかたい。
早く赤くなって欲しいが、収穫の時期はかなり遠そうだ。
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by jiubao | 2005-07-02 17:41 | 雑記