離乳食


普段は滅多に離乳食を作らず、娘には私と同じものを
食べさせているのだが、気が向いたので、作ってみた。

チーズをつぶしたジャガイモで包み、その上に薄焼き卵を
巻きつけたもの。
娘の口の大きさにあわせて小さく作るので、結構手間だった。

うきうきと与えてみたところ、なんと、つかんで投げられた。

あきらめず、再び口元に持って行くが、イヤイヤと首をふり、
またつかんで投げた。

気が向いて作ったものとはいえ、喜んで食べてくれることを
期待していたので頭にきた。しかも食べないだけならまだしも、
投げるとは!
「ええ加減にせい!」と思わず怒鳴ってしまった。

それで気分が昂ぶってしまい、「私がどんだけ毎日しんどい
思いをしているか分かってるのか」 「この1年間、好きなことも
我慢して育てているのが分からんのか」 と涙をポタポタ落とし
ながら娘に愚痴りはじめた。
彼女に言っても分からないことは 十分承知なのだが。

なんと、その間中、娘はニコニコ笑っていた。
私の大声を聞いたことがなかったから面白いのだろうか。
私はしばらく愚痴り続け、仕舞いには自分がいやになった。

はー。とため息をついたらばかばかしくなり、娘に作った離乳食を
自分で食べた。美味しかった。

でも、もう作らないだろう。娘は私に離乳食を作らない口実を
与えてしまったのである。
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by jiubao | 2006-12-03 00:13 | 育児