豆まき


先日父から電話があった。

暗い声で 「ゆう子、今日は豆まきしてん」 という。

「おお。そりゃよかったのう」 とのんきに返事すると、
母に受話器がバトンタッチされた。

「お父さん、豆まきもて泣きよんねで。『ゆう子がもうおらん』っちゅうて。
お母さんもつられてないてしもたわ。ほんで、二人で泣きもて豆食べてん」

「毎年この時期は家におらんのに、なんで今年に限って泣くんよ~」

「うっ、そうやったな。でもな、今年は特に悲しいんやー!」

・・・

そういうもんかいのう、と思ったが、ふと三毛の「守望的天使」を思い出した。

それでようやく私も泣けた。
「親の心子知らず」 とはこのことか。
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by jiubao | 2005-02-08 15:20 | 雑記