機中


成田→ローマ便の機中では、ずっと山崎豊子『不毛地帯』(四)を読んでいた。

ロシア上空を飛んでいる時は、シベリア抑留の過去を持つ主人公が、
ロシア上空を飛行機で飛ぶことは絶対にできないし、ロシアを訪れることも無論
できないと吐露する場面にさしかかり、ハッとした。
中東あたりの上空を飛んでいる時は、油田開発の権利獲得のために企業が
しのぎを削っている場面で、どきどきしていた。

このように、ローマ・アテネに全く関係のない日本の小説を読みながら機中の
約12時間を過ごしたので、ほとんど眠れなかった。

ローマに到着したら眠ろうと思っていたのだが、ローマに着いたらまだ
昼間だった。
[PR]
by jiubao | 2004-12-04 17:22 | 雑記